2012年12月30日日曜日

明け暮れ

今年も結局、自分の中のよくわからないものと争って
終わり無く消耗することに明け暮れた。
パニック、失語、憂鬱と不安と希死念慮、
そしてそれらすべてに対する恐怖の波濤が常に頭のなかにある。
なぜあるのか?なぜ無くならないのか?
内側だけで疲れ切ってしまうなんて、
あまりに不公平が過ぎると思わずにはいられない。

だがなんとか今年も仕事を失わず、
不満足だが、なんとか生きた。
来年も、こうして生きていくだろう。
生きていかなければ死んでしまうし、
死ぬわけにはいかないからだ。
深夜、家に帰ると、
息子のお絵かきボードに妻がおつかれさまと描いていた。
寝室で、二人の顔をしばらく眺めた。